愛知県名古屋市の栄・錦といった繁華街の雑居ビルやマンションの一室に入っていることが多い違法カジノ。


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裏カジノ・闇カジノ・インカジと呼ばれるバカラ賭博や、闇スロ・100スロといった無許可のスロット店など、多くの誘惑とワナが潜んでいます。


賭博容疑などで従業員・経営者、客までもが現行犯逮捕された愛知県の摘発ニュースをまとめています。


【インカジ】店内のパソコン押収、客も逮捕

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出典:bakusai.com

【摘発日】2021年6月15日

【店名】チャンス

【住所】愛知県名古屋市中区錦3丁目

【逮捕者】経営者・従業員3名、客4名


愛知県警は2021年6月15日、中区錦3丁目で営業していた店舗型インターネットカジノ賭博店『チャンス』を摘発。


店内にパソコンを設置し、客から場代(使用料)を貰い、バカラなどのオンラインギャンブルを提供していた疑いがもたれている。


店の従業員・山本眞資容疑者(64)ら関係者3人が賭博場開帳図利の疑いで現行犯逮捕。


さらに摘発時に店内にいた男性客4人も現行犯逮捕されている。


男性客4人のうち3人は容疑を認めており、残り1人は「一切賭博はしていません」と容疑を否認。


店内からは売上とみられる現金約340万円も押収されており、警察は暴力団組織の資金源になっている可能性があるとみている。


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出典:topics.smt.docomo.ne.jp


ただ、オンラインギャンブルの場合、海外の企業により合法的に運営されているものもあります。


しかし、このように日本国内に店舗を構え、店側が用意したオンラインカジノのアカウントで遊び、店側に場代を払うことは完全に違法である。


同店のような賭博店は『インカジ』と呼ばれ、客は、海外のオンラインカジノで遊ぶための本人確認書類提出等を自分で行う必要がないため、気軽に利用してしまうのかもしれない。


当然のことながら、オンラインカジノで遊ぶ際は、自分の名義(アカウント)で、自分のデバイスから、自分のお金だけを使って遊ぶようにしたいものです。


関連記事【警告】インカジは違法・摘発・逮捕|オンカジとの相違点を徹底解説

相次ぐインターネット賭博店の摘発

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出典:nagoyatv.com


上記はほんの一例であり、2018年~2021年現在の間だけでも相次いでネットカフェ型の違法賭博店『インカジ』が摘発されています。


これらは氷山の一角であり、名古屋市内だけでも多数のインカジが存在し、暴力団組織の資金源になっている可能性があるそうです。


  • 2018年6月16日:名古屋市中区錦3丁目、店名『grand』、従業員2名、客3名
  • 2018年11月12日:3店舗同時:名古屋市中区錦3丁目/栄3丁目/栄4丁目、店名『サムライ』『バグス』『ダブル』、従業員8名、客9名逮捕
  • 2019年5月12日:名古屋市中区栄4丁目、店名『ジャンプ』、従業員2名、客2名逮捕
  • 2020年11月14日:名古屋市中区錦2丁目、店名『スマッシュ』、従業員7名、客15名逮捕
  • 2021年4月3日:名古屋市中区栄4丁目、店名『LEAF』、従業員3名、客2名逮捕


【裏カジノ】トランプを使ったバカラ賭博で10名逮捕

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出典:news.yahoo.co.jp

【摘発日】2020年7月15日

【店名】B

【住所】愛知県名古屋市中区錦3丁目

【逮捕者】経営者・従業員6名、客4名


愛知県警は2020年7月15日、中区錦3丁目の雑居ビル3Fで営業していた違法カジノ賭博店『B』を摘発。


店内にはカジノテーブルが設置されており、トランプを使ったバカラ賭博でコミッション(手数料)を得ていた疑いがもたれている。


自称店長・百田大介容疑者(36)ら関係者6人が賭博場開帳図利の疑いで現行犯逮捕。


摘発時に現場に居合わせた客の男女4人も逮捕され、店内からはバカラテーブル3台と現金約540万円が押収された。


店は摘発を逃れるため、従業員が操作しない限りビルのエレベーターを3Fに停止させない設定にし、さらに、店内に窓は無く入口の鉄扉も3重になっていたそうです。


裏カジノは紹介制で営業していることが多い

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出典:https://www.gamblinginsider.com


全国的によくある手口だと、通常エレベーターが店のある階には停止せず、従業員が案内しなければ入店できない仕組みであったり、内側から施錠されていたりします。

また、違法賭博店は数ヶ月おきに場所や店名を変えることが多く、紹介が無ければ見つけることすら難しいかもしれません。


店内入り口には全く関係のない看板が出ていたり、パッと見はただのマンションだったりします。


見張り役や防犯カメラが設置されていることも少なくない。


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出典:sankei.com


店側は摘発を逃れるため、客が誰であるかを確認してから入店させるので、既に客になっている人や関係者の紹介が必要であるケースがほとんどです。

【闇スロット】改造パチスロ機『4号機』押収

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出典:pachinkopachisro.com

【摘発日】2020年11月

【店名】スマッシュ

【住所】愛知県名古屋市中区錦2丁目

【逮捕者】経営者・従業員7名、客15名


愛知県警は2020年11月中旬、中区錦2丁目で営業していた違法パチスロ店『スマッシュ』を摘発。


店の従業員、望月裕司容疑者(39)ら計7名の関係者が常習賭博容疑で現行犯逮捕。


また、摘発したときに店内で現金を賭けていた客15人も賭博容疑で現行犯逮捕され、全員が容疑を認めているという。


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出典:pachinkopachisro.com


店にはギャンブル性が高いとして禁じられている機種が設置され、客に賭博をさせ利益を得ていた疑いがもたれている。


県警の発表によると、改造されたパチスロ機33台と、売上とみられる現金約630万円も押収されたそうです。


近年、裏スロ・闇スロの摘発率は高く、警察の目は厳しいものの、店舗は移転を繰り返すなど実態は掴みづらく、まだ営業が続いている業者も多く存在するのかもしれません。


闇スロはどこにある?場所、機種、システムは?

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出典:https://buraoki.hatenablog.jp

名古屋の栄、錦周辺のみならず、“闇スロ”は人が集まる繁華街や歓楽街にあります。


見た目はただのマンションの一室、もしくは雑居ビルで、知人や友人の紹介がなければ見つけることも難しいでしょう。


例えば2019年の上野・闇スロ店『大和』の摘発ケースだと、入り口が二重扉になっていて、1つ目の扉は監視カメラで確認後に開け、2つ目の扉は従業員が客の顔を確認してから開けていたという。


設置してある機種は吉宗、ジャグラー、北斗、ミリオンゴッドなどの『4号機』がとくに多く、この4号機目当ての客がほとんどだとされています。


レートは例えば1枚100円(通称:100スロ)であれば、3000枚で30万、1万枚で100万円と通常のスロット店よりも高レートと言えます。


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出典:https://buraoki.hatenablog.jp


闇スロでは、例えば台に『350アウト』と書かれている場合、マシンのクレジットカウントが350枚になると1枚お店のメダルが出てくる仕組みになっています。


ゲームセンターやネットカフェに置いてあるスロットのイメージと変わりなく、出てきたお店のメダルを現金に換えられることが違いです。

関連記事【違法?】オンラインカジノを合法的に遊ぶ時の注意点【日本の法律】ギャンブル

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